病院案内

病院長ごあいさつ

当院は病床数163床で、精神科急性期治療病棟48床、精神療養病棟115床(開放病棟55床、閉鎖病棟60床)の3病棟から構成されております。地域に密着した鈴木内科小児科医院が開設のスタートであったことより、常勤内科専門医による糖尿病やメタボリックシンドロームを主とする内科的ケアができ、かつメンタルケアやストレスケアにも精神保健指定医による十分な専門的治療のできる病院として存続してまいりました。患者さんが心身ともに健康で明るく、こころ豊かな生活を送れるよう地域医療に貢献していくことを病院理念としております。

開設時より、うつ病、気分(感情)障害圏や心療内科分野の患者さんの治療に力を注いでおり、また女性患者さんは急性期治療病棟では、入院患者数の約7割と多いのが特徴です。したがって、院内では女性や高齢者にも優しい、きめ細やかな治療上の配慮を心がけております。

急性期治療病棟の平均在院日数は約76日で、さらに短縮化の傾向にあります。各病棟でそれぞれの疾患や病期にあった、より充実した入院治療プログラムと、退院後もひき続き充実した生活支援が提供できるよう、職員一丸となってチーム医療に取り組んでおります。

外来患者数は一日平均約98人で、多くの患者さんに受診していただくため、待ち時間を少しでも緩和するようメンタルヘルス科のみ午後の予約制を採用しております。

入院は、当院に通院中の患者さんのみならず、北大病院や市内メンタルクリニック、近隣病院・医院からのご紹介が殆どですが、今後も各医療機関と十分に連携を取りながら、より地域に開かれた病院として患者さんのこころと体の健康を継続的に支えてゆきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


医療法人社団 研成会 札幌鈴木病院
病院長 医学博士
篠原 かほる
精神保健指定医
日本精神神経学会 専門医
日本精神神経学会 指導医
日本老年精神医学会 専門医
日本精神科病院協会 認定指導医